新シリーズ「Hard Typographic Artwork」です。
キレのあるハードなタイポを使ったアートワークを、毎回テーマを設け、作成していきたいと思います。
オリジナルアートワーク
前回のアートワークのエントリで、大きな画像サイズでアップしましたが、
結構、いい感じなので、しばらく、大きなサイズで掲載していきたいと思います。
(LiteBoxで遷移せずに拡大画像を表示できるのは、テンポがいいのですが、
サイズを小さめにしないといけないので、感動が少し落ちます。)

2008/07/06_01 (別WINDOW)

2008/07/06_02 (別WINDOW)

2008/07/06_03 (別WINDOW)
制作手順の解説
だいたいこうゆうアートワークを作ってる方は、PhotoShopが多いですが、
私は、Webデザインも、アートワークも、簡単なメモも、すべてFlash×Fireworksで作成してます。
このサイトで公開している、DRAWシリーズや、拡張パネルを駆使して作成してますし、
それ以外にも3ds maxや、未公開ツールも、たくさんつかってます。
ざっくりとした手順は以下。
- メイン写真を選ぶ(個人的なストックやら、素材集やら)
- FLASHにて、ピクセルごとに色を取得し、配列にする
- 配列をFireworksにオブジェクトとして取り込む(ここまでは、純粋にオペレーション)
- オブジェクトをタイポに変換
- オリジナル拡張パネル「transformer」を使用して、全体をみながら、調整していく
- 背景やら、タイトル画像やらの、演出作業をへて完了()
写真からタイポに変換するのって、、、
結構、古典的なお題だと思いますが、だいたいコードによる生成でおわってます。
Hard Typographic Aarworkシリーズについては、
コードジェネレート半分、手による調整が半分と、いいとこどりでやってます。
未公開ツール
未公開ツールに関しては、『作って、試して、直して、試して』の繰り返しをしてる最中なんで、
ツールが落ち着いてきたら、公開します。
でも8割がたは、公開してるツールつかってます。
Fireworkでアートワーク作成してます
利点
- ビットマップ、ベクターの垣根がなく、同列にあつかえる
- カスタマイズ範囲が広い
- Javascriptをつかって、作業の自動化ができる
Javascriptをつかった、作業の自動化に関しては、イラストレーターでもできますが、
Fireworksの場合は、拡張パネルのように、Flashで入力インターフェースを作成し組み込めるので、
汎用的に、自動化ツールが作れます。
(イラレ=コマンドライン、Fireworks=GUI みたいな感じ)
そのうち、イラストレータや、フォトショップでも、できるようになると嬉しいな。
欠点
- イラストレーターや、フォトショップと比べて、存在が地味
- 大きな画面サイズにすると、急激に重くなる
- いつADOBEのラインからはずれるかわからない
問題点
Fireworkをそこそこ使ってるかたは、気になってると思いますが、
ベクターオブジェクト(パスやらタイポ)をいっぱいつかってると、えらく動画が重くなります。
1000オブジェクトくらいあると、選択だけで、10秒。移動するとなると、数分くらいの待ち時間の覚悟が必要です。
「もうこれ以上、編集しない。ここはFIX」ってところは、ビットマップ化するか、グループ化しましょう。
ここらへんの手順をクリアしないと、Fireworkで大量のオブジェクトを扱うアートワークはツラツラです。
(そこだけは、イラストレーターがうらやましいです)
■2008/07/0追記
ちょっと、スペルミス、修正しました。